
柚べしの歴史
味噌柚べしの製法が残っているのは、全国で4ヶ所(天竜川上流・十津川村・四国[愛媛県])。
文献によると、室町時代からお茶席ではよく食されていたそうで、お殿様がぶら下げて持ち歩いて食べていたとか。
かつては龍神村内でも60軒が作っていましたが、現在では1軒だけとなりました。

柚べしの作り方
完全無農薬の龍神村の香り高い柚子だけを使用しています。
龍神の柚子は、実生の柚子(みしょうのゆず。接ぎ木ではなく、種から育った野生の柚子のこと)で香りが高く味も濃いのが特徴です。
柚子の実の上部を切り取った後、中身をくり抜いて、この中に天然醸造の味噌に落花生、きな粉、ゴマ、七味などを合わせた物をつめて蒸し、切り取った上部で蓋をする。寒空の中で半年乾燥させると完成です。
味噌作りから数えると、1年半の時間と手間暇かけて、ひとつひとつ丁寧に手づくりした量産不可能な伝統の味です。

柚べしの食べ方
そのまま切り分けて、酒の肴やご飯に添えて食べて下さい。
龍神村では同じく伝統食の茶粥(おかいさん)とも一緒によく食べられています。
他にも現代的なアレンジとして、クリームチーズと合わせると、柚子の香りや甘さがより感じられるので、デザートの代わりとしてやクラッカーに乗せてオードブルとして召し上がっていただくのもオススメです。